依頼前に知っておきたい与信調査の報告書で分かること

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与信金融

与信調査を行うとき、決算書情報による定量分析、そして数値では測れない情報を使う定性分析の2つが欠かせません。中小企業の場合は、決算書に入手が困難なケースが多いので定量分析が十分できないなどの理由でホームページやデータベースなどネットで集めることができる定性情報も参考になります。与信調査を専門の会社に委ねたときの費用は3万から5万円が目安といわれていますが、調査は定期に行うなど信用管理が欠かせないのでその都度このような費用が掛かることになるなど把握が必要です。与信調査は報告書の形で行われますが、この報告書には会社の基本情報や業務推移、事業構成などが記載してあります。

会社の基本情報は企業概要で、創業や設立年度などが古く歴史ある会社や資本金の額が大きかったり従業員の数が多い、急激な人員削減などがないなど信用度が高いと判断できます。業績推移においては、売り上げや営業利益、経常利益や当期純利益などが記載してあり、利益が多くて増加率が高ければ信用度合いも高いと考えられます。事業構成は、各事業の売り上げの割合を示すもので、主力の事業以外でもある程度の売り上げを確保しているなど多角経営は評価が高めです。信用要素別評価も記載されることが多い項目の一つで、これは調査結果を基にして信用要素ごとに点数化したものです。

100点満点評価で、点数が高いほど高評価になります。他にも、信用要素評価の合計をランク付けにした与信程度や要素評価の合計の推移を示す近年の評点推移なども記載が行われます。

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